静岡県は、ふじのくに「茶の都しずおか」拠点づくり事業として、島田市の施設「島田市お茶の郷」を県が取得して県管理とした上で、施設をリニューアルする。建築物の設計を5月中に制限付き一般競争入札で公告する予定だ。
同施設は、旧金谷町が茶産業、文化、観光の振興を目的として1998年に設置した。島田市と合併して「島田市お茶の郷」(島田市金谷富士見町)となった。
県は、展示棟・商業棟(鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て延べ4060平方b)を対象に、施設の修繕と外観のリニューアルを行う。
また、工事については年度当初の発注見通しで、第4四半期入札予定として「お茶の郷改修工事」(工期約10カ月)を盛り込んでいる。
リニューアル後の施設について基本計画では、全国の茶の中心地である「茶の都」として、静岡茶の魅力を国内外に伝え、茶業の振興を図るために、産業・観光・文化・学術の各分野の情報集積・発信機能を持った拠点としている。
施設と併せて展示についてもリニューアルする。
提供:建通新聞社
(2016/5/23)
建通新聞社 静岡支社