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建通新聞社(中部)
2016/05/27

【愛知】穂ノ原地区平和公園5・5億で整備用地取得 豊川市

 豊川市は、穂ノ原地区で計画している「平和公園」(仮称)の整備用地2万9632平方bについて、国立大学法人名古屋大学(名古屋市千種区)から取得する。5月11日の臨時市議会で可決、承認したもので、取得予定価格は5億5367万円。
 同市は、2016年度事業として公園内に新設する交流施設の設計、整備用地内の磁気探査調査を進めている。今後は敷地の造成工事を下期に発注する予定だ。
 同公園は、豊川海軍工廠(こうしょう)跡地に位置する敷地内で、現存する第一火薬庫や第三信管置場などを保存公開するとともに、交流施設を整備する。ボランティアガイドにより歴史や事実を伝える施設として、18年度の開園を目指している。
 同市では、今回の整備用地のほか、隣接する豊川市穂ノ原の土地の一部約6・5fについて、売却の意向を名大より受けており、引き続き検討を進めている。平和公園は拡張しないことから、今回の新たな用地は他の利活用に向けた検討になる見通しだ。

提供:建通新聞社