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建通新聞社(中部)
2016/05/19

【岐阜】基本計画まとまる 土岐市新庁舎

 土岐市は、東畑建築事務所名古屋事務所(名古屋市中村区)で策定した「新庁舎建設基本計画」を公表した。新庁舎は耐震構造で3階建て延べ約8600〜9900平方b。同市は、10月末までに基本設計をまとめ、11月から実施設計に着手し、2017年7月末までに完了させる。工事は早ければ17年8月にも発注する。工事の発注方式や形態などは今後、検討していく。現在の土岐市庁舎
 新庁舎は既存庁舎敷地内の土岐津町土岐口2101の面積1万4184平方bに建設する。仮設庁舎は設けず、既存庁舎南側部分を解体しながら工事を進める。
 新庁舎には窓口、執務、議会、防災、市民交流の五つの機能を導入する。1階フロアに窓口機能を集約することや災害時の対策拠点となるよう整備する。そのほか自然エネルギーの有効利用として太陽光発電設備を設置することや省エネ推進としてLED照明の導入、断熱性、日射遮蔽(しゃへい)性の高い建具やガラスを採用することなどを計画している。駐車場の収容台数は約343台、駐輪台数は40台。
 概算事業費は新庁舎工事費に約40億円、外構整備などに5億円、既存庁舎の解体などに2億円としている。新庁舎の完成は19年度内を目指す。

提供:建通新聞社