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　山梨市は、日川公民館の耐震改修工事を今月にも３分離で入札する。当初予算では、来年度に工事を予定する加納岩公民館の設計費用も含め８０１１万円の事業費を盛っている。
　同市の地区公民館耐震改修事業は13年度に着手され、ここまで八幡、岩手、日下部で工事を終えているところ。本年度の工事対象となる日川公民館は、１９７９年度に建てられたＲＣ造２階建て延べ５７０�uの施設。30日に入札執行し、11月末の工期で作業を進める。
　一方、設計の予定が組まれる加納岩公民館は、12年度に実施した耐震診断の結果、構造耐震指標となるＩＳ値は基準を満たしているため、耐震の措置はとらず大規模改修となる。昨年度と同様のスケジュールを考えると７月の発注が想定される。ＲＣ造２階建て延べ７７３�uで、77年度に建てられた。
　この後、残すのは山梨と後屋敷の２施設となり、来年度には山梨の設計を行い、19年度に見込む後屋敷の改修で事業を終える計画。築造から日が浅い三富、西保および中牧の施設は改修の対象外で、諏訪については複合化を進める牧丘支所に機能移転を図り対応する。