北海道建設新聞社
2016/05/18
【北海道】UR都市機構が札幌市内の3団地を一括譲渡−一般競争申込開始
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)は、厚別区のもみじ台西タウン団地など札幌市内の賃貸3団地を一般競争入札で一括譲渡する。最低譲渡価格は7億1856万円(税込み)。参加申し込みを18日から23日まで受け付け、6月2日に開札する予定だ。
譲渡するのは、厚別区もみじ台西3丁目3の1ほかのもみじ台西タウン団地と、西区山の手2条7丁目1の25ほかの札幌山の手団地、白石区本通1丁目南2の20の白石本通ハイツ団地。
もみじ台西タウン団地は、住宅棟がRC造、5階、延べ1万375m²で5棟170戸。集会所・事務所がRC造、平屋、延べ132m²、付属建物がCB造、平屋、延べ510m²で14棟ある。
札幌山の手団地は延べ5326m²の規模で、RC造、5階建てが2棟38戸、SRC造、9階建てが1棟40戸。白石本通ハイツ団地はRC造、地下1地上5階、延べ5346m²で1棟24戸。
現在の居住者が住んでいる状態で、建物と敷地を一括譲渡する。建物または敷地のみの入札や、一部の団地のみの入札はできない。
参加資格は物件の譲渡対価の支払い能力があり、宅地建物取引業法第3条第1項の免許を受け、現に宅地建物取引業を営んでいること。公募開始日(4月4日)から3年前の日以降継続して、RC造、SRC造の中高層賃貸用集合住宅に関して、100戸以上の管理業務の経験を持ち、マンション管理の適正化の推進に関する法律第44条に規定するマンション管理業の登録を受けている者で、かつRC造、SRC造の中高層集合住宅に関して100戸以上の管理業務の経験を有していることなどを求める。
申し込みは同機構東日本賃貸住宅本部北海道エリア経営センター事業計画チームまで。