日刊建設工業新聞
2016/05/18
【鳥取】倉吉市水道局 フジイ総合設計に基本設計外注,局舎耐震化7月にも方法を決定
倉吉市水道局は、局舎等基本設計業務をこのほど発注した。2016年度は、局舎と隣接する倉庫の耐震補強及び増築、あるいは建替えを比較検討した後、その方針に沿って基本設計。17年度に実施設計、18・19年度で建設し、公営企業会計に移行する20年度までには整備する予定。
倉吉市八屋にある水道局は、家畜市場があった場所で、庁舎・倉庫は、経済連が1961年に建設した建物を取得したもの。庁舎は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ578平方bで、90年に中央監視装置を置く部分を増築している。倉庫棟は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ198平方b。車庫棟は、鉄骨造平屋建て53平方b。
緊急時のライフラインの中でも重要な水道を管理する施設となるが、老朽化が進んでおり、耐震診断の結果、耐震補強あるいは建替が求められている。また、下水道課との統合も検討されていることから、耐震化事業に着手するもの。
今年度は、耐震補強及び増築と建替えについて、メリット・デメリット、ランニングコストを含めた費用を比較検討し、7月末にも耐震化の方法を決定。その後、基本設計に着手する予定。基本設計担当は、フジイ総合設計事務所。