福井銀行は、本店(福井市順化1丁目=写真)および事務センター(福井市今市町)の建て替えを計画している。10月から新事務センターの建設に取り掛かり、新本店に関しては、18年6月前後に着工へと運ぶ予定。
総事業費には90〜100億円を見込む。
設計業務は、本店を三菱地所設計(東京都千代田区)、事務センターを木下設計(福井市御幸)が担当。ともに施工者は未定としている。
現在の本店は旧館と新館で構成され、敷地面積は約4300平方メートル。新たな本店の規模は未定だが、20年春完成が目標。17年12月から解体に着手し、18年5、6月頃をめどに新本店の建設工事を開始したい意向だ。
また、本店の建て替えに先立ち、現事務センターの敷地内に新たな事務センターを整備。南側に4階建て延べ9000平方メートル程度の規模で建設する計画で、10月の着工、17年9月の竣工を目指していく。
なお、本店の建て替え期間中には、現事務センターに一部の本店機能を分散して対応するため、現センターの解体については、新たな本店の完成後となる。