トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設タイムズ社
2016/05/17

【千葉】200床以上の規模で誘致/リハビリテーション病院

 浦安市健康増進課は16日、リハビリテーション病院事業者誘致公募型プロポーザルの募集要項を公表した。高洲7丁目2番街区の土地2万5000uを活用して、200床以上の規模のリハビリテーション病院を建設し運営する事業者を募集する。6月30日に参加申し込み書及び提案書の提出を締め切り、7月中旬のプレゼンテーションを経て同下旬に審査結果を通知・公表する予定。
 対象となる土地は、高洲7丁目21番1の一部(北西寄り2万5000u以内)。用途地域は第1種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%)。また、「日の出、明海及び高洲地区地区計画」により中高層住宅2街区に指定されている。
 公募条件は、@高齢社会に求められる医療の提供(回復期リハビリテーション病棟及び地域包括ケア病棟運営)A緩和ケアの提供(緩和ケア病棟運営)B先端的な医療の提供(大学病院等の先端的な知見を活用するとともに、研究成果を提供・発信すること。先端的な医療を担う人材育成機能を有すること)C施設規模200床以上。
 また、近隣医療機関との連携や、市の保健・医療・会後・福祉施策へ協力するなど地域連携にも配慮するとともに、病院施設の早期稼働が可能な計画とするほか、高洲8丁目に誘致を予定しているトップスポーツチームとの連携や調和にも期待するとしている。
 応募資格は、千葉県または東京都において医療施設を運営し、過去3年間にわたり安定的な経営実績のある医療法人(創設法人は認めない)で、新病院の運営予定者であること。60床以上の「回復期リハビリテーション病棟入院科1」の実績を有すること。「緩和ケア病棟入院科」の実績を有すること。なお、「地域包括ケア病棟」については新設されて間もないため、実績は求めないが、適切に運営できる能力を有すること。
 施設整備計画においては、耐震化や液状化、ユニバーサルデザインに配慮した施設とし、法令等を順守。用地は病院として使用する提案のほか、病院事業に関連する事業、地域医療機関と連携する事業、当該地域のまちづくりに資する事業等を組み合わせた提案も可能とする。
 用地は、事業用定期借地権を設定し、30年以上50年未満の応募提案による期間で貸し付ける。
 提案内容は、経営理念100点、医療内容400点、地域連携100点、業務体制100点、周辺調和・安心・安全の向上及びコミュニティづくり50点、施設計画50点、収支計画・経営実績150点、事業スケジュール50点の合計1000点満点で評価する。
 高齢化社会の進展に伴い、高齢者等がいつまでも健康で生き生きと暮らせるよう、予防から急性期、回復期等の各ステージにおいて切れ目なく、幅広いリハビリテーションの適切な提供を行うため、急性期病棟等から退院した後に、回復期や慢性期、在宅医療における役割を担うリハビリテーション病院を民設民営方式で誘致することにした。k_times_comをフォローしましょう
times