日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/05/17
【埼玉】埼玉県土木施工管理技士会が通常総会
埼玉県土木施工管理技士会(松本泰典会長)は13日、建産連研修センターで2016年度通常総会を開き、役員改選など5議案について審議し、全議案を原案通り承認した。役員改選では松本会長の再任を決め、一部の理事、監事が交代。新メンバーでのさらなる研さんを誓い合った。
松本会長はあいさつで「土木施工管理技士としての倫理を尊重し、技術力および社会的地位の向上はもとより、工事の安全、品質と作業効率の向上など、これら目的のために着実に成果を上げられるよう取り組みを続けていきたい。私たちの仕事は常に現場が主体であるので、常に研さんをする気持ちがなくてはならない」などと述べた。
来賓には国土交通省関東地方整備局企画部の牧角修技術調整管理官、県の磯田和彦県土整備部建設管理課長、埼玉県建設業協会の島田松夫副会長、全国土木施工管理技士会連合会の猪熊明専務理事などが招かれ、社会資本整備の重要性や同技士会の存在意義をたたえる祝辞を述べた。
議事では、16年度の事業計画や予算案、役員改選などについて審議し、全会一致で可決。役員改選で、理事では児玉支部の支部長に鈴木元道氏(滑ヨ口組)、副支部長に澁澤哲也氏(内藤建設工業梶j、川越支部の副支部長に水戸喜代志氏(椛セ田組)、監事では北本支部の梶山健氏(梶山工業梶jの新任を承認した。
16年度の事業計画には、技術力の向上(国・県との技術懇談会、意見交換会など)、社会的地位の向上(CPDSの普及と発注機関の評価拡大への推進)、支部との連携、関係諸団体との協調活動などを盛り込んだ。
その後、表彰式も行い、全国土木施工管理技士会連合会表彰の受賞者などに表彰状が伝達された。