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　中央市は12日、甲府都市計画「用途地域・特別用途地区」変更案の縦覧を開始した。３月公表の素案からは一部修正が加えられたものの、田富北小学校周辺は準工業地域への移行に変更はない。
　修正された部分は、第一種住居地域を準工業地域へ変更する「布施第三北部地区」で、素案ではＡ約５・５ｈであった面積がＡ約５・０ｈに縮小されている。
　ほか、同様に準工業地域へ移行する「布施第四東部地区」はＡ約３・５ｈ、第一種住居地域へ変更となる「東花輪駅東部地区」のＡ約１・５ｈは素案と変わりはない。
　リニア計画ルート上にあたり校舎移設の必要に迫られている田富北小学校の周辺地区Ａ約８・６ｈは、共同給食センターが可能となる準工業地域への変更が計画されている。
　変更案の縦覧は今月26日を期限としており、都市計画審議会を６月中旬までをめどに開き、都市計画の告示を６月下旬から７月上旬に見込んでいる。またこの変更に伴い、特別工業地区において建築制限を設ける条例制定も予定され、６月市議会定例会での承認を得て、告示に合わせての施行を目指している。