碧南市は、「宮下住宅」の建て替え計画のうち、第2期工事の実施設計に着手した。まぎし建築設計事務所(刈谷市)に業務を委託、委託金額は1490万円で、工期は2017年3月27日まで。設計とともに詳細を詰め、17年度の着工を目指す。
計画によると、規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ1603平方b。戸数は1DK、2DKで30戸を予定している。設備はエレベーター1基を設ける。所在地は半崎町地内。
同計画は、宮下住宅の老朽化対策として建て替えるもので、174戸のうち、90戸を30戸ずつ3期・3棟に分けて整備する。15年度に第1期工事として1棟目の建設に着手した。第3期工事は18年度に実施設計を委託、19〜20年度に既存住宅を解体し、3棟目となる30戸を建設する予定だ。また、残る84戸についても、今後建て替える計画で、早期の実施を目指す。
現在の宮下住宅は、補強コンクリートブロック平屋42棟174戸。1戸当たりの面積約31〜36平方bで、1958〜69年に完成。公営住宅法の耐用年数を経過していることから、早期に整備促進を図る。
所在地は吹上町、半崎町地内。
提供:
建通新聞社