日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/05/16
【埼玉】さいたま市造園業協会が総会開く
さいたま市造園業協会(内田香会長)は11日、浦和ワシントンホテルで2016年度定期総会を開催した。役員改選があり内田会長が再選、次の任期も協会を引っ張っていく。
冒頭に内田会長は「第14回の定期総会を迎え、これまで諸先輩が築いてきた土台をベースに、さらなる飛躍の年にしたいと考えています。公園整備、緑化事業の専門家集団として、災害に強い緑豊かなまちづくりに、英知を結集して全面的に協力してまいりたいと思います。また造園業界を取り巻く厳しい状況を乗り越えていくため、会員の技術力の向上、経営合理化に資するための研修会、講習会を積極的に実施し、元気と知恵を出して一致団結し、お互いに切磋琢磨し、経営基盤の安定を図ってまいりたいと思います」とあいさつした。
また17年4月にさいたま市で開催される第8回世界盆栽大会について、成功に向けて引き続き関係団体と連携協力する考えを述べた。
議事では16年度事業計画、収支予算、役員選任など全ての議案を承認。事業計画には、さいたま市などの事業に対する協力・参加、みどりの保全・推進事業の実施などを位置付けた。
総会後には懇親会を開催。来賓の清水勇人さいたま市長は「協会の皆様と連携して、花と緑に囲まれた生活環境づくりをしていくこと、また市民の皆さんにそれをしっかりと感じていただく機会をさまざまな形で作り上げていくことが大変重要です。今後もたくさんのご提案をいただきながら、まちづくりに取り組んでいきたいと思っています」とあいさつした。