八幡浜市は、保内町宮内の文化会館の隣接地に喜須来保育所など市内の3保育所を統合し、児童センターを併設した保内総合児童センター(仮称)を整備する。2016年度当初予算には用地購入費3億6937万円や用地測量費441万円を計上しており、16年度下半期から庁内で基本設計に着手する方針。17年度には実施設計に取り掛かり、出来れば17年度中に工事着手したい考え。19年4月の供用開始を目指す。
統合するのは喜須来保育所、川之石保育所、宮内保育所。新施設は統合保育所部分が約1700平方b、児童センター部分が約450平方bで保育所の定員は200人を想定している。敷地面積は約7000平方bで構造は木造も視野に入れて検討を行う。新施設の完成後には旧3施設は解体する方向で今後、検討を進める。
統合する3保育所は園児数の減少や施設の老朽化問題に直面していたほか、これまで保内地区には簡易的な児童センターしかなかったことから、総合的な児童福祉施設を整備することとなった。
提供:建通新聞社