高松市は、高松テルサと塩江温泉郷の有効活用に向けてのサウンディング市場調査を実施する。対話参加の申し込みは、同市財政局財産経営課ファシリティマネジメント推進室で6月6日から同月17日午後3時まで電子メールで受け付ける。
6月27日から7月8日までサウンディングを実施し、7月19日以降に実施結果を公表する。参加資格は、事業の実施主体となる意向を持つ法人、または法人グループ。
サウンディング型市場調査は、案件の内容・公募条件等を決定する前段階で、公募により民間事業者の意向調査・直接対話を行い、当該案件の可能性を最大限に高めるための諸条件の整理を行う。民間事業者にとって自らのノウハウと創意工夫を事業に反映し参入しやすい環境(公募条件)となる。市でサウンディング型市場調査を実施するのは初。
対象施設と対話内容は次の通り。
【高松テルサ】
▽ホール、会議室、宿泊施設等(屋島西町2366ノ1)―鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ1万0993平方b▽駐車場(同上)―鉄骨造4170平方b、2層3段自走式。対話内容は既存事業の発展に向けた施設の改修・整備・運営についての提案、新たな事業展開に関する施設の改修・整備・運営についての提案など
【塩江温泉郷】
▽塩江町インフォメーションセンター(塩江町安原上東390ノ9)―観光案内所、木造平屋19平方b▽塩江湯愛の郷センター(塩江町安原上東48ノ1)―宿泊・研修施設、鉄筋コンクリート造3階建て延べ842平方b▽塩江愛の郷センター(塩江町安原上東390ノ4)―道の駅・農林産物加工品等展示販売施設、木造2階建て延べ189平方b
▽塩江湯愛の郷センター(塩江町安原上東37ノ1)―浴場施設、木造一部鉄筋コンクリート造318平方bほか7施設
▽奥の湯温泉(塩江町上西甲783ノ1)―宿泊施設・入浴施設など、鉄筋コンクリート造3階建て延べ4856平方b▽奥の湯公園(塩江町上西甲952)―管理棟・炊事棟・あずま屋ほか、木造平屋173平方b。対話内容は、同温泉郷における一体的な整備。運営についての提案、源泉を活用した提案、温泉を好む外国人観光客のニーズを活用した提案を行う
提供:建通新聞社