岐阜県商工労働部は、2017〜18年度の2カ年で建設する「障害者総合就労支援センター」(仮称)について、16年度に基本・実施設計と建設地にある既存施設の解体に着手する。設計は5月下旬に一般競争入札で公告、解体工事費を12月補正で予算化する方針だ。
計画によると、支援センターの規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ2800平方b弱と想定。相談機能や訓練機能、定着支援機能を配置する予定でいる。設計委託費などに5717万円が計上されている。
建設地は岐阜市学園町2ノ33で、建設地にある「岐阜県人材開発センター」の解体工事費を12月補正で予算化、年明けの解体発注を目指す。解体工事の実施設計はシーテック21(岐阜市)が担当している。解体規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ1980平方b。
支援センター建設の事業スケジュールは、16年度に基本・実施設計と開発センター解体実施設計、16〜17年度に解体し、17〜18年度で建設、19年4月の供用開始を目指す。
県は支援センターで、障害者の一般就労を促進し、担い手確保と安心して暮らせる社会の実現に向けて、相談から訓練、マッチング、職場定着までトータルでサポートする。
解体する開発センターの機能は、各務原市のテクノプラザに移転する予定だ。
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建通新聞社