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建通新聞社(中部)
2016/05/12

【岐阜】次期施設の候補地選定へ 岐阜羽島衛生施設組合

 岐阜羽島衛生施設組合(岐阜市、羽島市、岐南町、笠松町で構成)が事業を進めている次期ごみ処理施設建設へ向け、建設候補地の選定がいよいよ動き出す―。選定委員会を2016年度早期に立ち上げるため組合で現在調整中だ。羽島市がすでに発表している同市下中町城屋敷および加賀野井地区のほか、新たに福寿町平方地区を加えた2地区から最適地を検証し決定する考え。
 これまでのごみ処理施設は16年3月末で稼働を終えている。稼働停止前に同組合は、次期ごみ処理施設の建設事業を進めており、羽島市内の下中町城屋敷および加賀野井地区の約3fを建設候補地として発表し、同市の都市計画として決定した。さらに、羽島市内で新たな計画地を公募したが、不調に終わっており、まだ候補地は決定していない。これに羽島市福寿町平方地区を新たな候補地に加えた2地区から最適地を選定することにした。16年度早期に立ち上げる選定委員会で検証し建設候補地を決定することで処理場着工へ弾みをつける。
  同組合のごみ処理施設で処理していたのは、岐阜市の一部(南部)と、羽島市、岐南町、笠松町の2市2町。
  次期ごみ処理施設の稼働までは、岐阜市が市内の東部クリーンセンターで受け入れており、羽島市、岐南町、笠松町は、積み替え施設を経由して県外の処理場へ運搬している。
  また、既存のごみ処理施設は除却する。16〜17年度の2カ年で土壌調査などを進め、18年度に除却工事に向けた設計を委託し、同年度内の工事発注を目指す。
  既存施設の規模は、鉄筋コンクリート造7階建て延べ5531平方b。所在地は岐阜市境川5ノ147。

提供:建通新聞社