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日刊建設タイムズ社
2016/05/13

【千葉】建設技術コンサルに/PFI導入可能性調査/新清掃工場建設に向け 

 千葉市は今月9日の希望型指名競争入札で、新清掃工場整備事業に係るPFI等導入可能性調査を日建技術コンサルタント(千葉事務所・千葉市中央区栄町35−14)へ委託することを決めた。履行期間は2017年2月28日まで。落札額は550万円(消費税を除く)。入札は4者が参加して行われたが、ほかの3者は最低制限価格を下回ったため失格となった。
  新清掃工場整備事業の整備手法として、PFI等の導入可能性を探るもので、@事業スキームの検討A事業方式の検討B事業期間の検討Cリスク分担の検討DVFMの算定E市場の関心調査F導入に向けた課題の整理G導入可能性の検討などを通して、導入の可否を判断する。
  新清掃工場は、本年度末で廃止予定の北谷津清掃工場(若葉区北谷津町347、用地面積3万5484u)跡地に、ガス化溶融方式(シャフト炉式ガス化溶融または流動床式ガス化溶融)、処理能力585t/日(195t/日×3炉)で計画されている。
  本年度はPFI導入可能性調査を実施するとともに、環境影響評価調査に着するとして、環境影響評価調査については現在、委託に向けて公募型プロポーザルの手続きが進められている。
  関連業務を含めた想定スケジュールは、本年度でPFI導入可能性調査、16〜20年度で環境影響評価、17〜18年度で事業者選定、19年度で設計、21〜25年度で解体・建設、そして26年度に新清掃工場供用開始。
  既存の北谷津清掃工場は、日立造船の施工により1978年2月に稼働を開始したもので、処理能力は全連続燃焼式ストーカ炉150t/24h×2炉、計300t/日。
  同市清掃工場としては現在、北谷津清掃工場のほか北清掃工場(花見川区三角町、570t/日)、新港清掃工場(美浜区新港、405t/日)が稼働しているが、北谷津清掃工場廃止後は、3用地2清掃工場体制に移行する。
  具体的には、新清掃工場稼働までは北清掃工場と新港清掃工場で対応。その後、新清掃工場の稼働開始に合わせて新港清掃工場のリニューアル整備(26〜30年度)を行い、新港清掃工場リニューアル後、北清掃工場の運転を停止する。k_times_comをフォローしましょう
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