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　日本塗装工業会九州ブロック（真砂光和会長）と同青年部（熊川嘉秀部長）は11日、大分市内のホテルで定時総会を開いた。
　九州ブロック総会では、落合三郎熊本県支部長が「４月16日の２回目の地震は、この世の終わりかと思った。組合員は全員無事だった。これから復興に向け頑張る」と各県の支援に感謝を述べ、真砂会長が「全国の仲間から、地震の被害を受けた九州ブロックに支援をいただいている。28年度は住宅リフォーム事業、土木研修会などで技術の研鑽、メンテナンス事業、青年部活動とのタイアップなどに取り組む」とあいさつした。
　日塗装の28年度事業計画は、�@環境汚染防止や産業廃棄物の低減、省エネ、省資源を推進�A法令順守など企業責任を果たし、専門工事業として地位向上を図る�B技術、施工、経営力強化と安全衛生意識の強化、生産性向上―など。九州ブロック独自では�@31年度の全国技能競技大会の準備�A住宅リフォーム事業団体登録制度の取り組みと活用�Bペインテナンス事業と青年部活動の推進―などを決めた。
　役員改選では、真砂会長を再任。新理事に大分県から佐藤佳郁�轄ｲ藤塗工社長が選任された。また、27年10月に茨城県であった全国建築塗装技能競技大会で茨城県知事賞・調色部門１位・総合６位の簡由郎さん（�轄ｲ藤塗工）らを表彰。
　青年部総会では、�@行政などとの意見交換会を開く�A講習、研修会で技術力研鑽�B関係業界、団体との交流―などの事業計画を承認。また、各県で、落書き消し、子ども対象の仕事体験教室、遊具塗装のボランティア活動などを計画している。　　　　　

提供：大分建設新聞社