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　トモシアホールディングス（東京都港区新橋２―１２―１７、竹内成雄代表取締役社長）が金沢市いなほ工業団地内で計画している「カナカン（仮称）外食金沢センター新築工事」は、数社から見積もり徴集し、内容検討の結果、清水建設に施工決定した。１６日に地鎮祭が行われる。
　建設規模はＳ造２階建て延べ８００２・９２平方メートル（建築面積４２９８・４７平方メートル）。建物高さが１４・６メートルで用途は倉庫。場所は同市いなほ２丁目９番および１０番で敷地面積が９４０１・６４平方メートル。完成は１７年２月末を予定する。
　設計はティ・オー設計事務所（大阪市中央区博労町）が担当。
　今回はカナカンの既存営業所を移転・集約するもので、新たに５温度対応の業務用食材の物流センターを建設する。場所は金沢外環状道路・海側幹線に面し、北陸自動車道白山インターチェンジに近接するなど交通の利便性に優れ、得意先への対応が格段に向上するとみられる。
　同ＨＤは食料品・酒類卸売業のカナカン（金沢市袋町）など３社の持株会社となっている。