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　　九州防衛局熊本防衛施設支局は、近く２０１６年度発注見通しを公表し、奄美駐屯地（仮称）整備について５月中旬にも土木工事３件を公告。16年度内に土木工事の大部分を発注したい考え。10日、鹿児島市の県建設センターで開かれた防衛省との意見交換会で明らかにした。　

　意見交換会は、３月に次いで２回目。防衛省側から、前回出された意見等の検討結果やその後の決定事項などについて報告し、意見を交わした。　
　駐屯地を新設する場所は、奄美大島の２カ所。16年度は５月、８月、11月の３段階で発注する予定。発注形態は、複数工事の発注に対し同一テーマの技術提案（簡易な施工計画）を求める一括審査方式を８月以降の公告で試行する計画。また建築工事は17年度の発注になるもよう。　
　また土木工事の積算基準は、前回の意見を踏まえ、適正価格になるように努力する、考えが示され「国交省と同じ積算基準に準じていることから、注視してほしい」と話した、としている。