碧南市は、碧南海浜水族館にビオトープと希少淡水魚保護施設を新たに整備する計画で4月28日、基本・実施設計業務の公募型プロポーザルを公告した。参加申請は6月3日まで、提案書は6月24日まで受け付ける。7月1日のプレゼンテーションを経て、同月12日に結果を発表する。予算上限額は785万円(税込み)。
参加条件は、水辺を伴うビオトープの基本・実施設計の受注実績があり、同市の入札参加者名簿に本業務に対応する業種および品目で登録され、愛知県内に本店または事業所などを有すること―など。設計工期は契約締結日から2017年3月24日まで。
基本テーマは「西三河の自然」。提案書では、本格的な希少淡水魚保護や観察体験、市民の憩い・参画、三河の自然や魅力を発信することなどをコンセプトに、具体的な内容を求めている。施設は水族館東側の広場スペース約2000平方bに整備する。工事費は7854万円を見込む。
17年度に工事着手するとともに、別途工事で本館エントランスの改修を行う予定。18年度中の供用開始を目指す。同市では、22年に迎える同館40周年に向けて「碧南海浜水族館・青少年海の科学館リニューアル構想」を策定。施設の延命化と新設施設によるリニューアル化を進めている。
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建通新聞社