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　国立病院機構石川病院（加賀市手塚町、本家一也院長）は９日付けで、同市手塚町サ１５０番地「石川病院病棟等建替整備工事（建築）」を政府調達協定対象（ＷＴＯ）に基づく一般競争入札で公告した。申請書および資料の提出は１１日から２４日まで。入開札は６月３０日となっている。
　競争参加資格は▽厚生労働省から東海北陸地域における「建築一式工事」の客観点数が１２５０点以上▽０６年度以降に元請けとして完成引き渡しが完了した規定の施工実績（ＲＣ造、ＳＲＣ造またはＳ造２階建て以上、延べ４８００平方メートル以上の病院の新築または増築）を有する―など。
　工事内容は病棟等新築（ＲＣ造４階建て、同平屋建て）延べ約７３００平方メートル（建築面積約４２００平方メートル）、既存改修延べ約４０平方メートル（既存建物解体延べ約３７００平方メートル）。主要な資機材はコンクリート約６６００立方メートル、鉄筋約８００トン、板ガラス約１１００平方メートル。工期は約１２カ月以内（最終完成工期は１７年度予定）。
　今回は建築工事であり、電気設備および機械設備工事については別途発注される予定だ。
　現在の病院は全体が延べ約１万３０００平方メートル（建築面積が約１万２０００平方メートル）。敷地面積は約２３万平方メートル。病床数については医療法承認病床数が２４０床、収容可能病床数は２０８床となっている。