知立駅北地区市街地再開発組合(藤澤貞夫理事長)は、住宅、駐車場、店舗などで構成する再開発ビルの建設計画について、4月中旬から施工者選定の準備を進めている。選定方法は指名競争入札。6月17日に入札を執行して決定する。着工は7月末を予定しており、18年11月末の完成を目指す。
再開発ビルは、鉄筋コンクリート造の住宅棟と鉄骨造の駐車場棟、店舗棟で構成する。延べ面積は1万8070平方b。住宅棟の1〜2階が店舗、3階に設備ピット、4〜21階に住宅として107戸を設ける。駐車場棟は1階を店舗とし、2〜6階に駐車場(収容台数199台)を整備する。敷地面積は3222平方b。総事業費は約52億円を見込んでいる。建設地は知立市栄1ほか。
指名した業者は、同組合が2〜3月に実施した施工実績や意向調査の対象となった建設会社。建築一式工事の総合評点1500以上で、16階以上の分譲住宅、住宅と商業施設の複合施設、免震構造の施工実績などのほか、同事業への参加意欲がある数社から選んだ。
設計は、岡田建築計画事務所(名古屋市名東区)とアール・アイ・エー名古屋支社(名古屋市中村区)の共同企業体が担当している。
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建通新聞社