亀田製菓(新潟市江南区亀田工業団地3丁目1番1号 佐藤勇代表取締役社長)が計画する水原工場(阿賀野市)の大規模改修工事は、千代田化工建設が総合元請となり、近く着工の運びとなるもようだ。
水原工場は老朽化の解消および異物混入対策を目的に、工場5棟のうち、4棟(S造2階建て延べ約3万2000平方メートル)を対象に、大規模改修を実施するもの。既存の施設の内側に建物を整備することで、外部からの異物が入りにくい体制を構築する。工場を稼働させながら工事を進めるため、工期は3カ年となる見通し。投資額は約30億円を見込む。
同社の中期経営計画(15−17年度)によると、16年度に87億1100万円を投じ、水原工場のほか、亀田工場(新潟市江南区)と白根工場(新潟市南区)の生産ライン増設などを計画している。