小浜市は、金屋地係で計画を進めている「小浜美郷小学校建設事業」について、校舎と体育館をそれぞれ建築、電気設備、機械設備の3工種に分けて発注する構えだ。
いずれも第2四半期に制限付き一般競争の発注を予定し、9月議会での工事請負承認に照準を合わせる。順調なら、今秋にも校舎棟と体育館棟の基礎杭工事に着工となる見通し。プールと外構は17年度末に着工し、18年度の全体完成を目指す。開校予定は19年4月。
小浜市東部4地区の合意に基づき、次世代教育の礎とするため、国富・宮川・松永・遠敷の4小学校を統合して国分地区へ移転。良好な学校環境・学習環境の構築と、魅力あふれる小学校を建設するもの。
敷地面積約2万9300平方メートルに、RC(一部W)造2階建て延べ7275平方メートル規模で建設する。普通教室、特別支援教室、特別教室、ラーニングセンター、体育館、プール、給食室、多目的ホールなどを収容する計画。
当初予算に「小浜美郷小学校建設事業」として4億1328万8000円を計上したほか、債務負担行為に限度額23億円(期間は17年度から18年度)を設定。
実施設計は石本建築事務所・垣本孝男一級建築士事務所JVが担当。