医療法人社団真仁会(五泉市愛宕甲2935番地2 佐藤弥生理事長)は、五泉市村松地内の南部郷総合病院を太田地内に移転新築する。今秋にも基本設計に着手し、20年春の開院を目指している。
南部郷総合病院(RC造4階建て延べ1万1676平方メートル、診療科目8科、199床)が老朽化していることから、移転新築の構想が浮上していたもの。新病院は、五泉市役所に隣接する北日本脳神経外科病院の敷地内に新築する計画で、新病院は南部郷総合病院と北日本脳神経外科病院の機能を統合した病院となる見込みだ。
建設予定地となる北日本脳神経外科病院の敷地面積は1万673平方メートル。西棟と東棟で構成され、規模はRC造4階建て延べ9402平方メートル(診療科目3科、199床)。新病院の建設に当たっては、既存施設を解体した上で整備する方針。担当者によると、現在は外部からコンサルタントを招き基本計画の策定を進めている段階であり、建設規模や病床数など、詳細な整備計画は未定だという。また、西棟と東棟の一方を解体するか、両棟を解体するかも未定となっている。
今後のスケジュールについては「秋口にも基本設計に着手し、17年の秋ごろ実施設計に入りたい。工事は18年の秋ごろからで、20年春の開院を目指している」としている。