日本工業経済新聞社(茨城)
2016/04/23
【茨城】茨城県が熊本へ応急危険度判定士を派遣
県は、熊本地震で被災した建築物の危険度を判定するため、応急危険度判定士の県職員10人を熊本県熊本市内へ派遣する。第1陣は4人で、きょう23〜25日の3日間、現地で判定活動を行う。
今回の派遣は、全国被災建築物応急危険度判定協議会10都県ブロック協議会の幹事県である長野県からの要請を受けて実施する。
第1陣は、建築指導課1人、県民センター3人の計4人。
第2陣は、建築指導課1人、住宅課1人、営繕課1人、県民センター3人の計6人で、今月26〜28日の3日間、判定活動を行う。
なお県では、2004年の新潟県中越地震の際に9日間で延べ251人を派遣し、2232棟を判定。07年の新潟県中越沖地震では、5日間で延べ139人を派遣し、1468棟の判定を行った。