日本工業経済新聞社(茨城)
2016/04/15
【茨城】神栖市が実施計画公表
神栖市は、2016〜18年度までの3カ年を計画期間とする実施計画をまとめた。重点プロジェクトとして「安全・安心なかみす」の項目で39事業、「支えあう神栖」の項目で31事業、「誰もが元気なかみす」の項目で36事業を記載。神栖中央公園防災アリーナ(仮称)整備運営事業、知手配水場更新事業、公共下水道整備事業、液状化対策事業、市道補修整備事業など106事業に総額522億8300万円を投入する。(添付資料に建設関係事業一覧)
施策大綱は8分野に大別。合わせて258事業に概算事業費1664億4300万円を盛り込んだ。
それぞれの内容を見ると、「市民と協働のまちづくり」には11事業に7億2100万円を計上し、コミュニティセンターの管理運営事業などを進める。「安全性の高いまちづくり」では神栖中央公園防災アリーナ(仮称)整備運営や中央公園管理事業、(仮称)土研跡木崎広場整備など15事業に121億3000万円を投じる。「人を育み、若者をそだてるまちづくり」では認定こども園や小中学校の建設、文化センターや運動施設の整備などの60事業に159億5300万円。
「健康で人にやさしいまちづくり」には児童館や保健福祉会館管理などの福祉関係57事業に954億100万円を盛った。「自然環境と調和したまちづくり」では街区公園維持管理や港公園管理など9事業へ22億8200万円。「くらしの質を高めるまちづくり」では液状化対策事業、市道整備、公共下水道関連など49事業に348億600万円を投入。
「新しい産業活力にあふれたまちづくり」では農業用排水路整備や水素エネルギー利活用事業など22事業へ28億1900万円。「健全な行財政のまちづくり」には23億3100万円を試算し、まち・ひと・しごと創生事業や庁舎改修など35事業を展開していく。