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　山梨市は４月26日、笛吹川におけるかわまちづくり計画が国土交通省の支援制度認定を受け、登録証の授与式が行われた。本年度は、松林再生に向けた調査などを中心に展開。来年度以降、河川空間をベースとした賑わいの場創出に、国の支援を受けながら取り組む。
　万力公園周辺の笛吹川を対象とした河川空間整備計画は、歴史的治水施設でもある万力林再生に向けた基盤整正や千鳥が生息可能な環境整備に加え、サイクリング・ウォーキングコース、パラグライダーランディングポイント整備などに、行政のみならず市民や民間企業を加え、取り組むもの。３月28日付で国土交通省のかわまちづくり支援制度に新規登録され、この日、甲府河川国道事務所の尾松智所長が同市役所を訪れ、望月清賢市長に登録証を手渡した。
　式後、望月市長は「９カ所の新規登録に選ばれて光栄。観光客の誘致につながるよう、河川と街が融和したまちづくりに取り組みたい」とあいさつ。
　尾松所長は「歴史的資産を活用して、行政だけではなく市民と一体になってにぎわいの創出を。市民が熱心に取り組んでいるのがありがたい」と今後に期待を寄せた。