福井市は27日、「新ごみ処理施設整備計画及び循環型社会形成推進地域計画策定業務」を開札の結果、736万8000円で中日本建設コンサルタント(福井事務所)に落札した。
新たな焼却施設等の建設計画を推進するための「新ごみ処理施設整備計画」および国の交付金を受けるための「循環型社会形成推進地域計画」を策定するもの。委託期間が17年3月15日まで。
市は当初予算で「ごみ処理施設整備事業」として1200万円を新規計上。老朽化が進むクリーンセンターの今後のあり方を検討するとともに、最終処分場についても市内に整備可能かどうか探る方針で、今回の業務には最終処分場の適地調査も包含。
3月議会ではクリーンセンターの後継炉について、「26年度から稼働できるよう計画」と説明。建設費については「概算で150億円を見込んでいる。焼却規模を1日あたり300トンと想定し、他市の実績から単価を1トンあたり5000万円と設定して算出した」と答弁している。