豊田市は、都市計画道路豊田刈谷線の新設区間に対する用地取得に向け、用地調査に着手した。2020年度の工事着手、24年度の供用開始を目指す。用地調査は不地弘測量設計(豊田市)に委託、履行期限は17年3月17日まで。
同事業は、本田町地内の県道名古屋岡崎線との交点を起点に西岡町地内の県道岡崎豊明線との交点までの延長約1500bを対象に、幅員約30bの4車線道路を整備する。このうち、トヨタ自動車高岡工場東側の「本田町金池」交差点から「本田町三光」交差点付近の延長約600bを現道拡幅し、県道岡崎豊明線までの延長約900bを新設する計画。岡崎豊明線以南については、愛知県が整備を進めている。
同市では、新設区間のうち延長約400b、面積約4万1000平方bの用地調査をすでに完了。今回の委託では、残る延長500b、面積6万5500平方bを対象に行う。用地測量とともに、事業用地の境界立ち会いや用地取得に必要な図面、パースなどを作成。今後の住民説明用の資料としても活用する考え。17年度から用地交渉を進める見通し。
新設区間の予備設計は中央コンサルタンツ(名古屋市西区)が担当した。
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建通新聞社