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建通新聞社四国
2016/04/26
【香川】香川用水二期農業水利 工事４件、業務５件
中国四国農政局香川用水二期農業水利事業建設所は、２０１６年度の国営かんがい排水事業香川用水２期（高松市、丸亀市他）で11億５０００万円を投じ、揚水機場２カ所や用水路23・４㌔の改修整備などを進める。本年度の発注予定として、▽水管理制御施設建設工事（高松市他７市６町）▽東部幹線揚水機場設備改修工事（さぬき市大川町富田西）▽東部幹線用水路第２工区大野第１開水路改修工事（高松市香川町大野）▽東西分水工事改修工事（三豊市財田町財田中）―の４件の工事が盛り込まれた。また、業務で西部幹線用水路黒谷サイホン他改修実施設計など５件を新たに盛り込んだ。
香川用水２期農業水利事業の水管理制御施設建設は、香川用水土地改良区の建物２階にある、遠方監視による水管理施設が設置後20年以上経過し老朽化や傷みが著しいため、16年度から２カ年国債で施設機械電気通信工事として最新機種に更新する。工事発注規模は３億円以上７・４億円未満。
６月ごろまでに入札し、本年度水管理施設の機器を製作。17年度に機器据え付けを行う。水管理システムは香川用水土地改良区にある親局と、流量や水位など流下状況を計測する約20カ所の子局も含め更新する。工期は約20カ月を見込む。
東部幹線揚水機場設備改修工事は、老朽化している主ポンプ４基の更新を進める。工事発注規模は１・２億円以上２・３億円未満。施設機械電気通信工事として６月ごろ入札する。工期は約７カ月。
東部幹線用水路第２工区大野第１開水路改修工事は、摩耗で傷みの著しい延長６４０㍍区間の開水路を表面被覆工により補修する。１・２億円以上２・３億円
未満の土木工事。おおむね９月の入札を予定。工期は約７カ月を見込む。
東西分水工改修は約90㍍区間の既存開水路のコンクリートをはつり、樹脂系で表面被覆し寿命の延命化を図る。１・２億円以上２・３億円未満の土木工事、主要建設資材は表面被覆材と管路更生材を見込む。工期約７カ月でおおむね８月の入札を予定。
一方、本年度の業務で▽東部幹線用水路新川サイホン他改修設計（三木町、さぬき市）―７月ごろ入札、設計期間約８カ月▽東部幹線用水路第17～18工区改修実施設計（さぬき市）―７月ごろ入札、約８カ月▽東部幹線用水路第７工区上井サイホン他改修実施設計（高松市）―８月ごろ入札、約７カ月▽東部幹線用水路第７工区杣尾サイホン他改修実施設計（高松市）―８月ごろ入札、約７カ月▽西部幹線用水路黒谷サイホン他改修実施設計（三豊市）―８月ごろ入札、約７カ月―の５件。
いずれも簡易公募型競争入札として発注。既存施設の機能診断や地質調査、実施設計を行う。サイホン改修では既存管水路の耐用年数から継ぎ目箇所から漏水の懸念もあり、管種など含め検討する。
このほか15年度に入札公告した西部幹線用水路柞田川水管橋耐震補強実施設計（観音寺市大野原町萩原）に本年度着手する。柞田川水管橋（延長54㍍）の橋脚１カ所と橋台２基の耐震補強に伴う実施設計を進め、17年度以降の工事発注を目指す。橋脚は巻き立て工法が想定される。
また、入札手続き中の西部幹線用水路（三豊市財田町財田中ほか）平面縦断図作成業務では航空写真を基に平面縦断図の作成を進める。17年度に工事に必要な実施設計に着手し、土地改良区など関係機関と調整後、順次工事発注する。
東部幹線用水路香東川サイホン改修実施設計（高松市川部町～高松市香川町大野）を入札作業中。本年度、改修に伴う実施設計を進める。同サイホンは口径１５００㍉、延長約２６０㍍で老朽化が著しい。既設管内部に新たな管を導入しグラウト充填（じゅうてん）で仕上げる管更生工で17年度以降に発注する。
提供：建通新聞社
香川用水２期農業水利事業の水管理制御施設建設は、香川用水土地改良区の建物２階にある、遠方監視による水管理施設が設置後20年以上経過し老朽化や傷みが著しいため、16年度から２カ年国債で施設機械電気通信工事として最新機種に更新する。工事発注規模は３億円以上７・４億円未満。
６月ごろまでに入札し、本年度水管理施設の機器を製作。17年度に機器据え付けを行う。水管理システムは香川用水土地改良区にある親局と、流量や水位など流下状況を計測する約20カ所の子局も含め更新する。工期は約20カ月を見込む。
東部幹線揚水機場設備改修工事は、老朽化している主ポンプ４基の更新を進める。工事発注規模は１・２億円以上２・３億円未満。施設機械電気通信工事として６月ごろ入札する。工期は約７カ月。
東部幹線用水路第２工区大野第１開水路改修工事は、摩耗で傷みの著しい延長６４０㍍区間の開水路を表面被覆工により補修する。１・２億円以上２・３億円
未満の土木工事。おおむね９月の入札を予定。工期は約７カ月を見込む。
東西分水工改修は約90㍍区間の既存開水路のコンクリートをはつり、樹脂系で表面被覆し寿命の延命化を図る。１・２億円以上２・３億円未満の土木工事、主要建設資材は表面被覆材と管路更生材を見込む。工期約７カ月でおおむね８月の入札を予定。
一方、本年度の業務で▽東部幹線用水路新川サイホン他改修設計（三木町、さぬき市）―７月ごろ入札、設計期間約８カ月▽東部幹線用水路第17～18工区改修実施設計（さぬき市）―７月ごろ入札、約８カ月▽東部幹線用水路第７工区上井サイホン他改修実施設計（高松市）―８月ごろ入札、約７カ月▽東部幹線用水路第７工区杣尾サイホン他改修実施設計（高松市）―８月ごろ入札、約７カ月▽西部幹線用水路黒谷サイホン他改修実施設計（三豊市）―８月ごろ入札、約７カ月―の５件。
いずれも簡易公募型競争入札として発注。既存施設の機能診断や地質調査、実施設計を行う。サイホン改修では既存管水路の耐用年数から継ぎ目箇所から漏水の懸念もあり、管種など含め検討する。
このほか15年度に入札公告した西部幹線用水路柞田川水管橋耐震補強実施設計（観音寺市大野原町萩原）に本年度着手する。柞田川水管橋（延長54㍍）の橋脚１カ所と橋台２基の耐震補強に伴う実施設計を進め、17年度以降の工事発注を目指す。橋脚は巻き立て工法が想定される。
また、入札手続き中の西部幹線用水路（三豊市財田町財田中ほか）平面縦断図作成業務では航空写真を基に平面縦断図の作成を進める。17年度に工事に必要な実施設計に着手し、土地改良区など関係機関と調整後、順次工事発注する。
東部幹線用水路香東川サイホン改修実施設計（高松市川部町～高松市香川町大野）を入札作業中。本年度、改修に伴う実施設計を進める。同サイホンは口径１５００㍉、延長約２６０㍍で老朽化が著しい。既設管内部に新たな管を導入しグラウト充填（じゅうてん）で仕上げる管更生工で17年度以降に発注する。
提供：建通新聞社
