国土交通省岐阜国道事務所は、2016年度当初の事業概要を明らかにした。東海環状自動車道、一般改築6カ所、交通安全事業7カ所の事業を計画しており、工事関係費のみの事業費は前年度に比べて2・1%増の355億5500万円となった。
事業費の内訳は、高規格幹線道路の国道475号東海環状自動車道関係が、土岐〜関間の調査設計に1000万円、関〜養老間の調査設計、用地買収、橋梁上下部工事、トンネル工事、改良工事に340億6400万円、養老〜北勢間の調査設計、用地買収、改良工事に4億9000万円を投入する。
また一般改築では国道21号岐大バイパス(BP)の岐阜市〜大垣市間の調査設計に2000万円、同関ケ原BPの垂井町〜関ケ原町間の調査設計に1000万円、国道41号美濃加茂BPの美濃加茂市〜川辺町間の調査設計に1000万円、国道156号岐阜東BPの岐南町〜関市間の調査設計と用地買収に1億5000万円、同大和改良の郡上市で調査設計と橋梁下部工事に1億1000万円、国道258号大桑道路の調査設計に1000万円を付けた。
交通安全の分野では、国道21号関連が各務原市の各務原1交差点改良の用地買収と工事に1億2000万円、各務原市の鵜沼歩道整備の工事に2億2800万円、岐阜市の茜部薮田事故対策の調査設計と工事に1億3800万円、垂井町の杁之宮交差点改良の調査設計に1800万円。国道41号は七宗町の七宗歩道整備の調査設計と用地買収、工事に8400万円。国道156号は郡上市の徳永歩道整備の調査設計と用地買収、工事に7500万円、郡上市の為真歩道整備の調査設計に1800万円となっている。
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建通新聞社