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建設経済新聞社
2016/04/26

【京都】新市民センター整備工事 29年7月から工事着手へ 概算で13億4800万円想定

 綾部市は、同市西町3丁目に計画の(仮称)新市民センターについて、29年7月から工事着手する考え。31年9月までの工期を見込む。
 社会体育施設整備事業として市民センター(並松町)と武道館(西町3丁目)の後継施設となる(仮称)新市民センターを建設する計画。建設地は現在の武道館の西側。
 新市民センターの規模はRC造一部S造又はSRC造3階建、延3400u程度を見込む。
 1階は武道場(一部観覧席あり)、事務室2室、休憩室・湯沸室、更衣室兼シャワー室(男子、女子)、用具庫、倉庫、その他倉庫(防災倉庫、選挙機材保管庫)、多目的ホール(大会議室)、その他会議室2室、機械室、ロビー(談話)、玄関、廊下、階段、エレベーター、トイレ(男子、女子、多目的)、2階はアリーナ、器具庫、トイレ(男子、女子、多目的)、階段、エレベーター、3階は体力測定室、トレーニング室、階段、エレベーター、健康・体力相談室、保守通路(ランニング可、一部観覧席あり)を想定する。
 主な競技施設は、バスケットボールコート・メイン1面、練習用2面(ゴールとも)、バレーボールコート・メイン1面、練習用3面(支柱とも)、バドミントンコート8面(支柱とも)、テニスコート2面。
 電気設備は照明設備、コンセント設備、放送設備、警報設備、暗幕設備(電動式)、太陽光発電設備(蓄電池含む)等一式、機械設備は給排水衛生設備、空調設備、換気設備、消火設備等一式。
 外構は駐車場、囲障、自転車置場。旧社屋・塀・浄化槽は解体(武道場を除く)する。汚染土壌は除去する。
 工事費は旧社屋解体、土壌処分、建設工事を合わせ概算で13億4800万円を見込む大型事業。
 敷地面積は1万2397・49u。用途地域は準工業地域。26年9月議会で整備事業用地として西町3丁目のJR舞鶴線北側の市道沿いの神栄且ミ有地5600・67uを取得する案を承認した。
 駐車場や進入路の整備のため更に北側の同社の土地を取得する。28年度当初予算で社会体育施設整備事業費2億4513万3000円を確保。市民センター及び武道館の再編整備の実施設計費と用地購入費他に充てる。
 敷地北側に駐車場(93台)を配置、中央にイベント広場を置き、その南側に新市民センターを建設する計画。敷地東側に沿って進入路(車路)を整備、自転車道と歩道も設ける。現在の武道館は解体し、跡地は駐車場(103台)とする。
 同市は、実施設計を行う(仮称)新市民センター整備工事設計業務委託を指名競争で5月に入札し担当業者を決める。期間は300日。
 これまでに26年度事業で設計を山崎設計(京都市中京区)で行った。建設用地土壌調査はアズクリエイト(舞鶴市)で進めた。