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　県福祉保健部は、２０１６年度の重点施策に「発達障害に対する総合支援基本構想の策定」を掲げた。発達障害や子どもの心の問題に関する相談・診療機関である「こころの発達総合支援センター」（甲府市北新１―２―12県福祉プラザ内）を移転して治療・支援を行う施設を新たに併設し、全国に先んじた高度な医療センターを整備することを構想している。
　16年度は具体的に、構想策定委員会の開催、事業スキームや導入機能などの基礎調査を行い、下半期に総合支援基本構想を策定し、公表する。
　担当する医務課では、総合支援基本構想調査業務委託の公募型プロポーザル方式の手続きを行っている。業務内容は�@県の医療環境の現状分析�A県内医療機関の役割分担や連携などの整理�B他道府県などの情緒障害児短期治療施設の状況収集�C運営形態や施設機能、設置場所などの調査・分析―など。