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　富山県土木部営繕課は２５日付けで、富山県立大学新棟新築等工事基本設計業務に係る公募型プロポーザルの実施を発表した。
　参加表明書は５月１６日、技術提案書は６月１７日まで受け付ける。参加資格は、２社または３社で構成された共同企業体。代表者は一級建築士数１０人以上の事務所（県外も可）で、薬学系（医薬品等）の実験室が含まれる施設や延べ床面積５０００平方メートル以上の学校校舎の設計実績を有することなど。構成員は県内事務所で、２社ＪＶの場合が一級建築士数５人以上、３社ＪＶの場合が同３人以上。
　内容は、新校舎約１万７７００平方メートル、学生会館Ｗ造約９００平方メートル、不要物品集積場約１２０平方メートルの新築基本設計一式。場所は射水市黒河地内。履行期間は８月中旬から約５カ月間。
　県立大では、定員拡充や１７年４月の医薬品工学科設置を受け、本部棟や図書館の北側にあるガラス室などの既存施設を解体し、合同棟と研究棟を合築した新校舎を建設するほか、隣接して老朽化が進む学生会館を移転新築する。