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　四日市市は、市立四日市病院の改修事業で、救急病棟機能などを移転する工事を８月初旬までに公告する。施工は２０１７年度までの２カ年で実施する。機能移転に伴う改修工事を行うもので、内装工事など建築工事、電気設備工事や給排水設備工事、空調設備工事のほか、医療機器の移設工事を分離して発注する見通し。
　２０１５年度から着工し進めている高精度放射線治療棟の増築工事を16年５月末までに完了させ、この治療棟の２階に現在の救急病棟機能を移転する。その後、化学療法室の隣にある人工透析室や内視鏡、Ｘ線ＴＶ室を順次移転し、人工透析室などがあったスペースを活用し化学療法室を拡張する。
　関係事業費として、16年度当初予算に４３８０万円を確保し、１億４０００万円を限度額とする17年度の債務負担行為を設定している。
　また、同病院では16年度、医療機器など整備事業で既存機器の更新などを行う。血管造影Ｘ線診断装置や多用途透析用監視装置、内視鏡システムなどを導入するため、当初予算に５億円を確保している。
　所在地は芝田２ノ２ノ３７。

提供：建通新聞社