公益財団法人新潟県環境保全事業団は22日、「エコパークいずもざき第3期最終処分場整備」に係る工事2件の落札者を公表した。18日の決定。
▽土木施設建設
落札=36億9900万円
大成建設・福田組・中越興業JV
参加は1JV。総合評価点は87・28点(技術評価点27・28点、価格評価点60・00点)。概要が貯留構造物工、造成工、遮水工、地下水集排水施設工、雨水集排水施設工、浸出水集排水施設工、埋立ガス処理施設工、モニタリング設備工、道路設備工、洗車設備等工、準備工。
▽浸出水処理施設建設
落札=36億9000万円
クボタ環境サービス
参加は3社。総合評価点は88・00点(技術評価点28・00点、価格評価点60・00点)。概要が浸出水処理施設に係る設計・施工一式(建屋建設、プラント設備など)。
エコパークいずもざきは、出雲崎町大字稲川地内にある産業廃棄物処理施設で、埋立残余量がわずかとなっていることから管理型最終処分場と浸出水処理施設を整備するもの。新処分場の容量は約93・7万立方メートル(埋立期間=約13年間)。浸出水処理施設の能力は520立方メートル/日で、調整設備容量は1万5200立方メートル。2件ともに工期は18年11月30日まで。
処理場本体の基本・実施設計はエイト日本技術開発が担当。