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　県東部建設業協会は21日、鳥取市のホテルニューオータニで２０１６年度通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で原田實氏（原田建設）が会長に就任した。総会には会員86人中委任状39通を含む82人が出席。藤原会長は「若年入職者が減少し、就業者の高齢化が進み、地域の社会資本整備、維持のみならず、多発する災害対応にも支障が生じる恐れがあります。我々建設業の果たす役割は大きく、一層使命感を持って技能の研鑽に励むのでご協力をお願いします」とあいさつ。来賓として出席した深澤義彦鳥取市長は「本市においても庁舎整備事業、可燃物処理施設、布袋工業団地、山手工業団地、仮称気高道の駅に本格的に着手します。これからも安全安心なまちづくりに取り組んでいきたい」。鳥取河川国道事務所の姫村幸造副所長は「鳥取河川国道事務所の28年度予算は前年比１・22倍を確保することができた。入札制度では調査基準価格の引き上げ、若手技術者の雇用状況の評価などを見直した。社会資本整備に当たっては皆様のお力添えが不可欠」。県鳥取県土整備事務所の山本晃所長は「今年度は２月補正と当初予算を合わせた14カ月予算で１０９億円と前年並みを確保できた。地域経済を活性化させるため、会員の皆様と手を取り合って頑張りたい」と祝辞を述べた。
　議事では藤原秀光氏（開発建設）が議長を務め、新年度の事業計画と予算案など５議案の報告を受けた。また新入会員として一高土木（平野敏和代表取締役）が紹介された。
　新役員は次の通り（敬称略）。
▽会長＝原田實（原田建設）。
▽副会長＝藤原秀光（開発建設）、藤原昭敏（積産）、森本省治（森本組）、伊藤善雄（城東建設）、加藤辰宏（ジューケン）。
▽監事＝吉田友和（吉田建設）、北邑義一（きたむら）、聲高昌可（田中工業）。
　県協会理事候補者は、藤原正（藤原組）、岸本行正（やまこう建設）、原田實（原田建設）、西村良清（西村組）、藤原秀光（開発建設）、大谷廣秋（大谷組）、由宇正実（大和建設）、藤原昭敏（積産）、加藤辰宏（ジューケン）の９人。県協会監事候補者は亀井勲（興洋工務店）。
　東部建設業協会理事は次の通り。
▽藤原正（藤原組）、岸本行正（やまこう建設）、原田實（原田建設）、西村良清（西村組）、藤原秀光（開発建設）、大谷廣秋（大谷組）、田中弘文（田中組）、由宇正実（大和建設）、亀井勲（興洋工務店）、藤原昭敏（積産）、田村淳治（正田工業）、田口誠（田口工業）、森本省治（森本組）、杉浦芳信（杉浦工業）、有田知弘（東部林業）、山田建雄（ヤマタホーム）、山本春美（鳥取シャッター）、伊藤善雄（城東建設）、山本美知夫（第一道路施設）、水口達（千代興業）、山田敏博（田中建設）、加藤辰宏（ジューケン）、大佐古弘之（大佐古組）、勝原伴仁（都市建設）。