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大阪府住宅まちづくり部は、天王寺高校など８高校と狭山池博物館を対象に民間資金活用型ＥＳＣＯ事業（シェアードセイビングス契約）を導入するため、民間事業者を募集する。募集は８高校と博物館の２件に分け、参加表明書を５月17〜23日の期間に受け付ける。
　事業者の提案募集では、省エネルギー率１％以上とし、執務室の蛍光灯ランプをＬＥＤ照明に改修する提案などの要件を設定。参加条件となる説明会は５月16日（天王寺高校など８校＝午前10時から、狭山池博物館＝午後１時から）に府咲洲庁舎20階で開く。提案書の受付期間は、天王寺高校など８校が７月20〜22日、狭山池博物館が７月８〜12日。選定結果通知は８月23日を予定。
　最優秀提案を選定後、事業実施に向けた予算確保手続きを行い、予算承認後、府との詳細協議を経て省エネルギーサービス契約（シェアードセイビングス契約）を締結する。契約期間は最長15年で事業者の提案による。
　事業者の業務は、省エネ改修の設計、施工、ＥＳＣＯ設備の運転・維持管理、光熱水費の保証など。
　府の民間資金活用型ＥＳＣＯ事業は、42施設で実施中。平均で年間光熱水費６億２０００万円の削減と省エネ率23％の効果を上げている。
　今回の対象施設の概要の表は電子版に掲載中。

提供：建通新聞社