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建通新聞社(中部)
2016/04/21

【愛知】市民文化会館大規模改修計画プロポを8月公告 豊田市

 豊田市は、市民文化会館の大規模改修を計画しており、基礎資料となる建物構造体の耐久性判定調査に着手した。判定結果を基に、早ければ8月にも大規模改修計画策定業務として公募型プロポーザルを公告する方針。
 対象となる会館の規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ1万7259平方b。今回の調査により建物構造体の耐久性を調査、判定する。結果に基づいて大規模改修計画を策定する考えで、耐久性の調査判定業務をTAS建築設計事務所(名古屋市守山区)に委託した。
 現在の市民文化会館は、1975年に小ホールを建設後、81年に大ホールを建設するとともに市民文化会館として供用を開始。施設の老朽化対策としてこれまでに、館内の設備などに対して改修を進めてきた。
 同市では、2014年度に「バリアフリー等改修基本計画」を策定し、バリアフリー化の検討に着手。この結果、施設の増築を伴う大規模改修を行う方向で計画を進める方針を打ち出した。
 今後は、16年度中に大規模改修計画をまとめ、順調なら17年度以降に基本設計に着手する。合わせて、工事着手時期などについて検討していく方針だ。
 所在地は小坂町12ノ100。

提供:建通新聞社