長岡市は、柿町地内「新柿最終処分場(仮称)整備事業」について、設計・施工一括のデザインビルド方式で発注する方針を決めた。16年度内の発注に向け、技術提案選定支援業務を建設技術研究所と随意契約した。
今事業は、市内5カ所の最終処分場の残余容量が少ないことから、柿最終処分場隣接地に新たな埋立地を整備するもの。新処分場はクローズド方式となり、既存の水処理施設、計量棟などを改修して再利用する。埋立容量は10万5000立方メートル程度、総事業費に40億円程度を見込んでいる。
これまで基本・実施設計業務を建設技術研究所で進めてきたが、事業費の縮小や機能の充実などを図ることを目的に発注方法を変更した。これまでの設計を基にしたプランの検討を進め、16年度の補正予算で2カ年以上の継続費を設定したい考えだ。