北陸地方整備局富山河川国道事務所は16年度、一級河川神通川改修事業に9億8400万円を投じ、富山市田屋地区における合流点処理などに取り組む。
今年度発注見通しによると、▽鵜坂護岸その4工事 護岸100メートル 発注規模1億円以上2億円未満▽鵜坂護岸その5工事 護岸100メートル 同1億円以上2億円未満▽成子堤防強化その4工事 築堤護岸120メートル 同6000万円以上1億円未満▽堤防天端保護その2他工事 堤防天端舗装一式、河道掘削一式 同6000万円以上1億円未満▽成子護岸修繕工事 護岸修繕工一式、仮設工一式 同6000万円以上1億円未満▽井田川・合場川築堤他工事 築堤および取水樋管1基 同6000万円以上1億円未満―の6件を第1、2四半期に発注する。
神通川支川井田川とその支川合場川が合流する富山市田屋地区では、堤防の高さが不足しているため、洪水時に氾濫の恐れがあることから、13年度より合流点処理として堤防整備などを進めている。16年度の完成予定。