愛知県三河港務所は、蒲郡市海陽町地内の「豊田自動織機 海陽ヨットハーバー」に対して、施設の老朽化対策とともに機能強化を図る方針で、下期にも工事発注を目指す。クラブハウスのリニューアルと艇庫の設計をパシフィックコンサルタンツ中部支社(名古屋市西区)、浮桟橋の設計を中央コンサルタンツ(名古屋市西区)に業務を委託した。履行期間はクラブハウスなどが7月31日、浮桟橋は9月4日まで。
クラブハウスのリニューアルは、既設施設の南側(海側)へ拡充する計画で、敷地面積は約1f。海側の先端部には艇庫を整備する予定。浮桟橋はクラブハウスの西側に配置する見込み。各施設の規模など詳細については、今回の設計で詰めていく。計画では、17年度に完了する見込み。
クラブハウスは1993年に整備したもので、鉄骨造2階建て延べ1315平方b。更衣ロッカー、シャワー、レストラン、会議室などを設けている。
17年7月にテーザー級世界選手権が開催されるため、国際大会にも対応できるように、ヨットハーバーの施設を拡充する。
所在地は蒲郡市海陽町1ノ7。
提供:
建通新聞社