大分河川国道事務所は18日午後1時45分、「熊本地震」の余震で、日田市川下の国道210号加々鶴トンネル歩道部に落石、通行止めにした。
同歩道部は、トンネルとほぼ並行する川沿いの延長409b、幅員2・5b。落石防止のためロックシェッド(洞門)を整備している。落石は、延長10bと同20bの2ヵ所あり、下流側の20b部分には落ちた巨石が1個あり、歩道部上部で止まっているようだ。歩道部そのものには、落石などの障害物はないが余震が続いており、今後山腹からの落石なども予想されるので、歩行者の安全確保のため通行止めにした。解除は未定。
車道部のトンネル内部は、調査の結果クラックなどの異常は見られず、通常通り通行できる。
同トンネルは筑後川右岸、夜明大橋から上流約1・1`の所にある。落石は、「熊本地震」とその後の余震によるもの。
提供:
大分建設新聞社