建通新聞社(神奈川)
2016/04/19
【神奈川】神奈川県県土整備局 馬渡橋新設架け替え 16年度上部工で債務負担設定
神奈川県県土整備局は、県道54号・相模原愛川の馬渡橋新設架け替え事業で、2016年度に上部工を発注する予定だ。当初予算に3億9200万円の債務負担行為(16〜17年度)を設定した。
場所は愛川町田代〜半原。新橋の上部工は、橋長約61b、全幅約10・5bの鋼単純鋼床版箱桁橋で、幅員構成は車道部2車線と片側歩道。
下部工は、直接基礎と場所打ち杭基礎を施した逆T式橋台2基。15年度末で工事を完了した。全体の事業延長は1000b程度。
詳細設計は建設技術研究所(東京都中央区)が担当。
現在の馬渡橋は、1926年に架設した橋長47・17b、幅員5・5bの下路式トラス橋。14・5dの荷重制限がある。上流側には馬渡人道橋が併設している。幅員が狭小で、大型車のすれ違いができない。また、架橋後約90年が経過し、荷重制限もされていることから、架け替えにより改良を図る。17年度末に事業を完了する予定だ。
提供:建通新聞社