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　静岡県の２０１５年度末（16年３月末現在）の知事・大臣を合わせた建設業許可業者数が、前年度同期比２・８％（４２０者）減の１万４５５２者となったことが分かった。このうち、知事許可業者については１万４４０３者で、２０００年度以降で最も少ない業者数を記録した前年度同期をさらに下回った。また、全ての土木事務所管内で減少し、静岡土木管内の98者減、浜松土木管内の86者減、沼津土木管内の60者減が目立つ。
　許可区分別では、知事許可が１万４４０３者で前年同期より４２７者（２・９％）減、大臣許可が７者（４・９％）増えて１４９者となった。知事許可計は、２０００年度末からの集計で12年度末に初めて１万５０００者を割り込み、13年度末は減少が止まったものの、再び減少に転じて14年度末時点の最少業者数を更新した。
　土木事務所管内別の知事許可業者数は、下田土木管内が３５６者、熱海土木管内が５４２者、沼津土木管内が２５３７者、富士土木管内が１６９４者、静岡土木管内が２９５２者、島田土木管内が１７６０者、袋井土木管内が１５８５者、浜松土木管内が２９７７者。
　市町別を見ると、10者以上の減少では静岡市の清水区40者、駿河区34者、富士市31者、沼津市27者が目立ち、10者以上増加した市町はなかった。
　また、業種別の変動では、増加は小幅ながら屋根19者、防水18者が目立つ。減少は建築一式１８２者、とび・土工・コンクリート90者、土木一式54者となった。


提供：建通新聞社
（2016/4/18）

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