日本工業経済新聞社(山梨)
2016/04/15
【山梨】橋梁補強や学校改修 山梨市牧丘・三富の過疎計画
山梨市は、過疎地域自立促進計画(2016年度〜20年度)をまとめ、市議会3月定例会で議決を受けた。牧丘、三富の両地域で展開してきた交通体系の整備をさらに推進するとともに、建設された教育・交流施設などの改修が計画の柱となっている。
計画に盛られた市道における事業は、橋梁耐震補強も含めて牧丘、三富ともに14件。9号線(L220m)や1号線(L550m)、上柚木馬込線(L420m)などのほか、牧丘大橋をはじめ耐震補強は9橋を数える。
施設の改修は、大弛小屋(建て替え)、窪平保育園、笛川小中学校、B&G海洋センターなどが挙げられており、このうち学校関係は校舎のほかプールや武道館で計画されている。なお、小学校統合による学校施設跡地をいかに活用するかも今後注目される。
ほか、県事業による牧丘地区中山間総合整備(農業用施設改修)、牧丘西保の水路改修(L3000m)、西沢渓谷の安全対策、花かげホールの設備改修などを進める方針が示されている。