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建通新聞社(中部)
2016/04/15

【愛知】どんぐりの里いなぶ再整備構想案を 豊田市

 豊田市は、道の駅「どんぐりの里いなぶ」が重点道の駅に選定されたことを受け、物販施設「どんぐり横丁」をリニューアル化する方針で、2016年度に整備構想案を検討する。合わせて、「どんぐりの森遊歩道」の整備に向け準備を進める。
 どんぐり横丁は、道の駅の物販施設として1999年に整備した後、05年に増築した。14年度には重点道の駅として選定されている。現在の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ約860平方b。老朽化に加え、手狭なことから利便性の向上を図るため、増築や建て替えなどを視野に構想を練る。
 また、どんぐりの森遊歩道は武節町地内の同道の駅から桑原町地内の「桑原棚田ラベンダー畑」までの延長564bで、道の駅と一体的な魅力アップを目指す。計画では遊歩道の補修や階段、手すりを設置するほか、ベンチなどを整備する。
 同市では、16年度事業で遊歩道整備を予定しており、地元からの要望を考慮しながら整備内容を検討していく方針。合わせて、発注時期や工期などを詰めていく考え。
 どんぐり横丁については今後、16年度中に施設のリニューアル案をまとめ、17年度に基本設計、18年度に実施設計を行う計画。19年度の建設工事着手を目指す。
 16年度の当初予算には事業費として1900万円を盛り込んだ。

提供:建通新聞社