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　金沢市は、ＪＲ金沢駅金沢港口（西口）に「国際的な（インターナショナル）ブランドホテル」を誘致する計画で、１８日に開発事業者の選定に係る公募型プロポーザルを公告する。山野之義市長が１４日の定例記者会見で明らかにした。
　市によると、提案書の受付期間は約２カ月後の６月１３〜１７日。その後、７月４〜８日に有識者（公告で公表）で構成する審査委員会によるヒアリング審査を行い、同月上旬に優先交渉権者を決定する予定。
　誘致先は市が所有する広岡１丁目用地（６１街区）で敷地面積７４２５平方メートル。市は一括売却を基本とする模様。同地区には６０メートルの高さ制限が設けられている。
　着工スケジュールによると、今秋から基本・実施設計に入り、１７年夏以降に着工。完成は１９年秋頃で、２０年夏の東京五輪前の開業を目指す。
　山野市長は会見で、「詳細は１８日に発表するが、想いとしてはホテルがビジネス的に成功することはもちろん、金沢のまちづくり、まちの活性化に寄与する提案をしていただきたい」と述べ、多数の応募に期待した。